『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』「Demo版 テストプレイ」レポート報告会で発表された内容についてご紹介します。
※より詳しい説明に関しては実際の動画をご確認ください
ゲーム説明&Demo版収録内容
『シャニマス』シリーズ最新作品である『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』(以下シャニソン)は283プロダクションのプロデューサーとしてアイドルたちを育成しステージで輝かせる『アイドル育成シミュレーション&リズムゲーム』となっています。
ゲームパートはアイドルたちを育成するプロデュースパート、育てたアイドルを更に輝かせるライブパートの二種類に分かれています。
Demo版のプロデュースパートでは、イルミネーションスターズとアンティーカのエピソード01がそれぞれ収録されました。
プロデュースパートではアイドルたちのスケジュールを選択してパラメータを成長させることができます。選択できるスケジュールはレッスンやお仕事・自主練や買い物など様々です。
レッスンやプロデュース目標であるオーディションではプロデュースカードゲームに挑戦します。プロデュース中のプロデュースカードデッキの構築が重要になります。
プロデュースカードゲームではプロデュースカードを活用して目標アピール値を達成するのが基本的なルールとなります。プロデュースカードは時間経過で貯まるプロデュースポイントを消費して使うことができます。コストを考えてどんなデッキを組むかが攻略のカギとなります。
プロデュース完了後にはアイドルたちとの軌跡を描くメモリアルライブが開催されます。再生されたシナリオやアイドルたちのパラメータによってカットシーンや演出が変化します。
続いてライブパートの紹介となります。Demo版では「Spread the Wings!!」「ヒカリのdestination」「バベルシティ・グレイス」「ありったけの輝きで」の4曲が収録されました。
ライブパートでは育成したフェスアイドルを自由に編成してライブに挑戦することができます。アイドルたちの衣装や髪型、アクセサリーは自由にカスタマイズが可能です。
いずれかの難易度でライブをクリアするとMVの鑑賞が可能になります。自由な編成、好みのカスタマイズでアイドルたちのパフォーマンスを楽しむことができます。
Demo版レポート
Demo版のレポート内容が公開。総合満足度では約70%のプロデューサーさんが「とても満足」または「やや満足」と回答されました。
プレイ意向では約88%のプロデューサーさんが「とてもプレイしたい」または「ややプレイしたい」と回答されました。
ちなみにアンケートの回答率は40%でしたが、一般的なテストプレイやゲーム内アンケートの回答率は10~15%程度、多くて20%とのことなのでかなり高い回答率となっています。
今後の開発方針
プロデュースパートの改善について
プロデュースパートについては以下の点が課題と提示されました。
・プロデュースの分かりにくさ
・プロデュースの難しさ
・プロデュースの長さ
プロデュースパートの分かりにくさについては以下の点に分けられ、それぞれ対応が発表されました。
①プロデューサーの目的やクリア目標など、全体像の分かりにくさ
②プロデュース方針やスケジュール選択など、進行の分かりにくさ
③レッスンやオーディションなど、ゲームルールの分かりにくさ
全体像の分かりにくさへの対応として以下が提示されました。
・ゲーム開始時の世界観への導入としてオープニング演出を実装
・オープニング終了後、プロデュースパート・ライブパートの大きな流れを伝える全体チュートリアル内でシャニソンの全体像を体感いただけるように実装
・全体チュートリアルでは、レッスンやお仕事などのスケジュール選択を行った後、オーディションに挑戦するプロデュースの一連の流れをプレイ(2~3週程度)
・プロデュース後、育成したアイドルでリズムゲームをプレイし育てたアイドルでライブに挑戦いただく
進行の分かりにくさへの対応として以下が提示されました。
・シーズン進行におけるプロデュース方針の強化について説明を追加
・レッスンやお仕事、自主練や買い物など、それぞれのスケジュールの特徴について、説明を追加
・アイドルからの「おすすめスケジュール」を選択するメリットや発生する効果について、説明を追加
ゲームルームの分かりにくさへの対応として以下が提示されました。
・全体チュートリアル内で、プロデュースの一連の流れに加え、レッスンの基本的なゲームルームを説明し、画面内の誘導に従ってプレイ
・全体チュートリアルとは別にユニット個別チュートリアルを追加し、ユニット毎に異なるプロデュースカードの特徴について説明
・(easyのみ)プロデュースカード効果やアイドルスキル効果を確認する際にカウントをストップする仕様に変更
・レッスンで設定されるチャレンジミッションについて、ポーズ中に確認できるように変更
プロデュースパートの難しさについてはスケジュールのトラブル率を決定する体力管理のシビアさを中心に以下のバランス調整が実施されます。
・体力を回復できる「オフ」の出現頻度について、体力回復を必要としないシーズン1の序盤では出現しないなど、全体的な調整を実施
・「オフ」の出現頻度について、EASY・NORMAL・HARDで差分を設け、EASYではより体力の回復がしやすい出現バランスに調整
・「お出かけ」における体力の回復量を調整し、「お出かけ」の種別による差分を追加
・「お出かけ」にサポートキャラが配置されていた場合、体力の回復量にボーナスを追加
プロデュースパートの長さについてはプロデュースの1プレイの長さや、繰り返しプロデュースを行う際の負担軽減を目的に下記の対応が実施されます。
・既読コミュの自動スキップ機能を設け、オン/オフを選択できるオプション設定を追加
・クリア済みのエピソードを対象に、プロデュースにおけるオート機能を追加
・負担軽減、ロード時間の短縮を目的に、3Dモデル描画システムの入れ替えを行うと共に、画面遷移時のデータ保持の仕組みの最適化を実施
ライブパートの改善について
ライブパートについては以下の点が課題と提示されました。
・譜面の見にくさや判定などプレイの快適性
・プレイ難易度に関連するバランス調整
・フレームレート低下の要因となる処理不可の軽減
譜面の見にくさや判定などプレイの快適性に関しては以下の対応が実施されます。
・ノーツ(音楽に合わせてタップするアイコン)の判定エリアを微調整し、ノーツが抜ける(タップしても反応しない)体感を改善
・ノーツの落下スピードが等速に感じられるように描画周りを調整
・各種ノーツ(タップノーツ、ロングノーツ、フリックノーツ等)の視認性を向上し、見分けやすくするための色味や表現の調整を検討
・ノーツのデザインやエフェクトを任意に変更できるようにパターンを追加
・判定タイミングの調整機能について、より手軽に、用意に調整できる仕様の検討
・画面右上の一時停止ボタンが小さく反応しにくい点の改善
プレイ難易度に関連するバランス調整に関しては以下の対応が実施されます。
・EXPERTのクリア率向上に向けて難易度をやや下げ、HARDからの難易度の傾斜が緩やかになるよう調整
・上級者向けのMASTERについては難易度に差分を設けることで、MASTERの中でも触れやすい楽曲、高難易度の楽曲等幅広いバリエーションを制作
・自身に合った難易度とペースでプレイを続けられるよう、獲得できる報酬のバランス調整や周辺機能の拡充を行う
フレームレート低下の要因となる処理不可の軽減に関しては以下の対応が実施されます。
・負荷軽減、ロード時間の短縮を目的に、3Dモデル描画システムの入れ替えを行うと共に、画面遷移時のデータ保持の仕組みの最適化を実施
・リズムゲームとMVの描画に差分を設け、リズムゲーム中のフレームレート低下を軽減
・【画質優先モード/パフォーマンス優先モード】を設定できるようにオプション設定を追加
3Dモデル・ADVパートの改善について
3Dモデル・ADVパートについては以下の点の改善が実施されます。
・3Dモデル全般のブラッシュアップ
・ADVパートにおける3Dモデルのリップシンク(口の動き)の改善
・ADVパートにおける3Dモデルの一部モーションの調整
3Dモデル全般のブラッシュアップとして以下の対応が実施されます。
・首や手足など体形バランスの調整
・髪の挙動を調整し体へのめり込みを軽減
・腕と体の挙動/処理を調整しめり込みを軽減
・目線の挙動を調整し、より自然な表現に調整
・3Dモデルの輪郭を滑らかに描画するエフェクトの調整
・ソロ楽曲のライブ映像のポストエフェクトを調整しブラッシュアップ
ADVパートにおける3Dモデルのリップシンク(口の動き)については、挙動を調整し自然な見た目に改善されます。
ADVパートにおける3Dモデルの一部モーションの調整については随時調整を行い、より自然な見た目に改善されます。
新規イラスト公開
新規イラストが2点公開されました。1点目は摩美々。
2点目は円香と雛菜が公開されました。