>>813
貼ってから聞け(期待してる)
早くちょうだい
みなさんありがとうございます、めちゃくちゃ長くなりますがどうかよろしくお願い致します。
まずこのカードの名前、「フィドル・ファドル」ですが、これはアメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソンの作曲したオーケストラ、「fiddle‐faddle」をそのまま用いています。
以下このカードのコミュタイトル、
「ソング・オブ・ザ・ベル」、「シンコペイテッド・クロック」、「Sleigh Ride」、「タイプ・ライター」、trueエンド「Prink, Plank, Plunk!」、
これらも全てルロイ・アンダーソン作曲の管弦楽曲のタイトルをそのまま用い、またこのカードの排出されるガチャの名前「冬のオーケストラは君と」にかかっていることがわかります。
ここで焦点を当てたいのは”君と”という点です。
二人称代名詞として摩美々が”君”を用いる相手は例えプロデューサーであっても適当ではないと思われます。
故にここではこの”君と”というのはプロデューサーの視点から見た摩美々のことであると仮定します。
全てオーケストラの名前をパロディしているコミュタイトル、それを”君と”体験していくカードとして、このカードの名前は「fiddle-faddle」となったのでしょう。
カード名の「fiddle-faddle」は「くだらないことをする」「つまらないことで騒ぐ」「ばかばかしいこと」といった意味を持つ単語であり、こちらはガチャ名とは反対に、摩美々の視点から見たこのカードのコミュ全体を表していると思われます。
とは言えそこに悪い意味はありません。それについては後述していきます。
以下、コミュタイトルとその内容の関連性について言及していきます。
続きます。
>>828
続き
trueエンドネタバレが含まれます、ご注意下さい。
「ソング・オブ・ザ・ベル」
これはそのまま、コミュ内でのベルの音を表しています。
そしてこのコミュ内にある、先述の摩美々視点、”ばかばかしいこと”は、
「冬の寒さは嫌いだけれど摩美々の周囲は賑やかで、それが満更でもない自分」かと思われます。
「シンコペイテッド・クロック」
Syncopate、シンコペートとは、
音楽用語でリズムや拍をずらし、意外感やノリ、メリハリをつける手法のことだそうです。
つまりこの楽曲は、時計(クロック)がシンコペートにより表現されている、
一定の調子を刻む時計なのに定まったリズムにとらわれないのが特徴の楽曲であると言えるでしょう。
このコミュ内で摩美々は、
自分の載っている雑誌を読んでいた女子高生に摩美々の独特な持ち味に関して否定的な意見を聞かされ、
逃げ出してしまうほどのショックを受けますが、その後また別の女子高生には肯定的な意見を聞かされます。
そして事務所へ帰るとプロデューサーが摩美々の持ち味を活かせる仕事を得ており、
先の女子高生の肯定的な意見も相まって笑顔といつもの調子を取り戻す、
正に拍子の外れた時計のように二転三転するコミュとなっています。
この一連の流れも摩美々から見た”ばかばかしいこと”に含まれるのかもしれません。
「Sleigh Ride」
このカードの見せ場、摩美々が傘を差し雪の中プロデューサーを待っていた際、
一度嬉しげに大きく手を挙げて合図しようとしたのをやめ小さく手を挙げるに収めた仕草を、
摩美々が客観的に見て、”ばかばかしいこと”と感じたのかもしれません。
肉まんを買いに来ただけ、と照れ隠しの言い訳をするのも摩美々から見た”ばかばかしいこと”に含まれるでしょう。
そこに悪感情はありません。
幾分かの自嘲(Sleigh Rideのラストシーン、「…………冷た」という独白に表れているように)は含まれているかもしれませんが、
“ばかばかしいこと”をしてまでプロデューサーを待っていたと考えれば、一笑に付せる程下らないものではない、と思われます。
「タイプ・ライター」
まずはこのタイトルの原曲について触れていきます。
Wikipediaによるとこの曲の特徴は「仕事に追われ、忙しいオフィスの情景をユーモラスに描写したもの」とされており、
これはコミュ内でプロデューサーが事務所にて忙しく仕事をこなしている描写、
そしてその隙に摩美々がプロデューサーのパソコンに他愛無いイタズラを仕掛ける、という構図そのものです。
このイタズラも、しつこいようですが摩美々視点での”ばかばかしいこと”であり、また、
コミュ内の選択肢によってそのイタズラの内容が明かされるか明かされないかが分岐します。
プロデューサーがイタズラの内容に気付く、気付かない、どちらにしても摩美々にとっては”ばかばかしいこと”なのでしょう。
trueエンド、「Plink, Plank, Plunk!」
このタイトルの意味には諸説あり浅学な自分では特定できないのですが、
コミュの内容と出来るだけ照らし合わせられる意味合いの解釈を用いていきます。
「Plink, Plank, Plunk!」とは「ぽろん、ばたん、どすん!」という、人がコケた時を表すような擬音語です。
このtrueエンド内ではプロデューサーが二度、摩美々が一度、積雪に足を取られ転びますので、回数まで合わせたのかもしれません。
そしてラストの摩美々のセリフと笑顔、「……だから、冬って嫌なんですよ」は、
摩美々から見た”ばかばかしいこと”が本当に沢山起こる季節だから、その楽しみを少し捻くれた言い回しで表しているように思えます。
全体的に漂う絶妙な可笑しさを纏めて、
このカードは「fiddle‐faddle」と名付けられたのかもしれません。
ここまで読んで下さりありがとうございました。長文乱文でともすればスレを荒らすような真似に感じられた方がいたらごめんなさい。
こんな風に考えたPもいるのだな、と笑って見てくれれば幸いです。
くだらないくらいの日常だけど変化した今のまみみとの日常であるわけだからなんでこれ限定なの?
日常なら恒常でいいじゃん卑しかポイント低いんだし
って改めて思わされた
これは怪文書とは呼べない真っ当なタイプのやつ
でもね、俺はまだ摩美々引けてないんだ
誰か石ください
引用元: http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/gameswf/1575239908/