『アイドルマスター シャイニーカラーズ(シャニマス)』における「シャニマス流行語大賞2020」について、管理人が独断と偏見でノミネート候補を予想しました。
はじめに
先日の生配信で昨年に続いて今年も『シャニマス流行語大賞2020』が開催されることが発表されました。
これは今年最も話題になった言葉を「#シャニマス流行語大賞」を付けてTwitterに投稿し、多かった言葉が公式Twitterにてノミネート作品として紹介され、その中から特に投稿が多かった作品がシャニマス流行語大賞として選ばれるというものです。
投稿する言葉にレギュレーションなどは特に設けられていませんが、昨年の例を見る限り、ノクチル、MUSIC DAWN、G.R.A.D.などの固有名詞よりは、アイドルの台詞がノミネートされる傾向にあります。
またネット流行語100に選出された「あんたはここでふゆと死ぬのよ」など公式に存在しない台詞はノミネートの対象外になるかと思われます。
昨年のノミネート作品と大賞
昨年開催された「シャニマス流行語大賞2019」に最終候補としてノミネートされたのは以下の4つの言葉です。
「見ない顔ですねぇ……!」
「ふぇ結華」
「餃子、パリッとさせたくて」
「『オマエさ、そんな顔すんの……反則』」
いずれも公式に登場した言葉ですが、「ふぇ結華」に関してはゲーム内ではなくキャンペーンサイトが初出(「ふぇ」自体は恋鐘の口癖)、その後に公式4コマ漫画に使用されてさらに広まりました。
よってゲーム内に登場していなくても公式サイトや公式4コマ漫画に登場した言葉であれば候補になるかと思います。
また4作中3作が公式4コマ漫画でも使用された言葉となっており、その影響力の高さが伺えます。
なお、昨年大賞に選ばれたのは 「餃子、パリッとさせたくて」でした。
ノミネート作品の中では唯一公式4コマ漫画には登場しておらず、イベント報酬のSRサポートイベントで登場しただけなので、実際にゲームをプレイして見たという方はそこまで多くないものと思われます。
では何故 「餃子、パリッとさせたくて」が選ばれたかというと、SSSS.GRIDMANの主題歌「UNION」と灯織を合わせた「SSSS.パリッとマン」なるMAD動画がニコ生などで人気となったことが影響していると思われます。
MAD動画を見る層はおそらく能動的に話題を探していることから、こういったネット投稿企画への参加率も高く、そのような層からの票が集まったことが予想されます。
餃子、パリッとさせたくて
— 大石昌良【オーイシマサヨシ】 (@Masayoshi_Oishi) November 20, 2019
また元ネタとなった大石昌良さんなど影響力の高い人物がツイートしたことも追い風となりました。
よって公式情報しか見ていない人には知らない言葉が選ばれる可能性も十二分にあります。
今年のシャニマス流行語予想
そんなわけでここからは管理人の独断と偏見で今年のシャニマス流行語にノミネートされそうな言葉を予想していきたいと思います。
なお、管理人はニコ生等のMAD動画やTwitterやpixiv等の二次創作はあまりチェックしていないので、一般的なシャニマス界隈の流行とは異なる可能性がありますのであしからず。
財布ないわ
Rサポートアイドル【283プロのヒナ】浅倉透のサポートイベント「小糸ちゃんと雛菜、幼なじみ」で登場。財布がない時はもちろん、財布の部分を変えることで色々なシチュエーションで活用できます。
また単純に使いやすいという以外にもノクチル実装直後のサポートイベントということもあり、浅倉透というアイドルがどのような人物であるかの名刺代わりになった台詞とも言えます(その印象が未だに抜けてない感もありますが)。
透はその他にも「わからん」「超リッチなんだ」「国が助けてくれるから」など独特の感性と言語センスによる名言(珍言)が多数。シャニマス流行語大賞2020においても透の台詞はノミネートの有力候補と言えそうです。
ミスター・○○
樋口円香のW.I.N.G.編「カメラ・レンズに笑う」などで登場。主に円香がプロデューサーを皮肉る際に使用されます。
上のミスター・オールドタイプ以外にも、ミスター・好青年、ミスター・馬車馬、ミスター・ミュージカルなどミスター以下の言葉を変えるだけで臨機応変に罵ることが可能。今後のコミュでも新たなミスターシリーズの登場が期待されます。
ただしユーザーによってお気に入りのミスター・○○が異なると思うので、現在の選挙制度では票が割れてしまい上位に食い込むのは少々難しいかもしれません。
笑っておけばなんとかなる アイドルって楽な商売
樋口円香のW.I.N.G.編「カメラ・レンズに笑う」で登場。
これまでプロデュースしてきたアイドルとは明らかに毛色が違う円香の台詞に面食らってしまったプロデューサーも多いのではないでしょうか。
W.I.N.G.編とファン感謝祭編を経た今ならアイドルという仕事に関しての円香の認識も変わっているかと思いますが、当時は言葉そのままに否定的な意味合いがほとんどだと思われます。
そんな円香ですが、いざステージに立てばノクチルの中でも特にノリノリ。笑っておけばなんとかなる、アイドルって楽な商売。
透にできることで、私にできないことはない
ノクチルのイベント「天塵」のイベントコミュ第6話「海」で登場。
実装当時から注目されていた透と円香の関係性ですが、これは特にインパクトのある言葉だったのではないでしょうか。
透の部分を会社の同僚や同級生など身近な人物の名前に変えれば自己啓発にも使えるのでおすすめです。
もぎたて♡にーちゅ
2020年の水着衣装【リフレッシュサマー】樋口円香のフレーバーテキストとして登場。いつもの円香からは想像できない意味不明な言葉に界隈をざわつかせました。
実際にどういう意味なのかは未だに解明されておらず、ノミネートされれば公式による解説文が掲載されるので、もぎたて♡にーちゅの研究をしている管理人としては推したいところです。
見たよ、アイドルの愛依
SSRプロデュースアイドル【メイ・ビー】和泉愛依のアイドルイベント「おつかれ~!」で登場。
愛依の友人であるさなぴーが愛依のアイドルとしてのプロデュース方針に不満を持ち、プロデューサーに突っ掛かっていった際に発した台詞です。
さなぴーはその後のアイドルイベントでは登場せず、愛依とはすれ違ったままかと思われましたが、愛依のG.R.A.D.編でそれらしき人物がまさかの再登場。名前が出なくても分かる特徴的な文面で「アイツだ……!」とプロデューサーたちを震え上がらせました。
流行語大賞に選ばれるかはともかく、モブキャラ総選挙2020があったら、おむすび恐竜や前十字靭帯ちゃんなどを抑えて、さなぴーがぶっちぎりの1位になると思われます。
病院行ってね☆
公式4コマ漫画第172話「メッセージの主張」で登場。
バレンタインデーのチョコに添えられたプロデューサーの体調を心配する甘奈からのメッセージなのですが、端的にしすぎた結果ちょっとアレな感じになりました。
ストレイしか勝たん
2.5周年記念公式4コマ漫画第12話『何も見てない』で生配信中の冬優子へのチャットとして登場。
この話はそれまで最も反響が多かった第223話『心の声』を抜いて公式4コマ漫画としてはRT数・いいね数の合計が最多を記録しています(11月現在)。
他にも印象的なチャットがある中で何故これを取り上げたかと言うと、果穂役の河野ひよりさんが以前同じようなツイートをしているのです。
ストレイライトしか勝たん……(みんなに言ってる)
誰が「諦めない↑絶対↑」で誰が「諦めない→絶対↓」かを早く知りたいです…Wandering Dream Chaserソロコレ欲しい…… pic.twitter.com/PsHmCsSj1w
— 河野 ひより official (@konohiyori) September 2, 2019
4コマ作者のギミーさんは放クラ有識者なので、おそらく偶然ではなく意図的にネタにしているものと思われます。
ふゆたちは空中戦じゃ分が悪すぎるでしょ……!
ハロウィンイベント「ゴシップ・キャンディ!-魔法の本とおかしな食べ物-」のイベントコミュ「次のハロウィンには」で登場。
冬優子が言っているからなんか面白いだけで汎用性は皆無ですが、ネットミームとなっている「あんたはここでふゆと死ぬのよ」と言葉の方向性が似ているので、これといった投票先が無いあんたはここでふゆと死ぬのよ票が流れ込むかもしれません。あんたはここでふゆと死ぬのよ票ってなんだ。
そんな設定はないっす!
SSRプロデュースアイドル【空と青とアイツ】芹沢あさひのTrue Endで登場。あさひの秘密基地の設定をプロデューサーが考えた際に言われた言葉です。
シャニマス界隈は明示されているものから明示されている以上のものを読み取ろうとする動きが一部にあり、時として妄想した設定を事実であるかのように盛り付けられることがある(特に家庭描写が少ないあさひは顕著)ので、その際はこの言葉を使って牽制しましょう。
今年は私、遠慮しないので……!
アイテム「2020年 千雪からの年賀状」のフレーバーテキストとして登場。
年始からの並々ならぬ決意にプロデューサーへの猛アタックが期待されましたが、その後「シャイニーの日2020特別コミュ」で大崎姉妹が取っておいたスイーツを食べるなど想像したのとは違った意味での遠慮しない行動が続出。遠慮しないとは食欲だったのか?
ネタを抜きにすると、その後のイベント「薄桃色にこんがらがって」やG.R.A.D.編での千雪の自分のやりたいことは全部やってみたいという姿勢に繋がったので実際に有言実行しています。来年の年賀状も期待大です。
サステーナボゥ……ディベロップメン……ゴー!
「アジェンダ283」のイベントコミュ第5話「会うことのない誰かのために」で登場。
「持続可能な開発目標」を意味する「Sustainable Development Goals」を果穂流にアレンジした結果こうなりました。
実際に近年世界的に行われている取り組みであり、大賞受賞の暁には放クラと外務省のコラボも期待できます。
樹里ちゃんがいるから今日も生きてられるって思うよ
西城樹里のG.R.A.D.編「元気をくれてありがとう」で登場したラジオネーム、樹里ちゃんファンさんがラジオの生電話のコーナーで大好きな樹里ちゃんに向けて読んだ手紙の一節。
アイドル本人に似てファンも優しい樹里ちゃんファンのみなさんですが、18行に渡って樹里ちゃんの全てを肯定してくれるその手紙はまさにファンの鑑と言えます(ちょっと重いところもありますが)。
ただ描写から勝手に女子中高生からの手紙と脳内変換していますが、普通におっさんである可能性もあるので、その場合は一気におむすび恐竜(千雪の厄介な感じのファン)と同じベクトルになります。
ターッピ、ターッピ、タッピオカ~♪
SRサポートアイドル【by to illuminate】櫻木真乃のサポートイベント「私たちのお仕事」で登場した真乃とめぐるによるオリジナルソング。
イベントの冒頭から、めぐるが歌う→真乃が歌う→真乃&めぐるがユニゾンで歌う→灯織が突っ込むと一連の流れがトライアングル的に完璧。可愛いボイス大賞があれば個人的には優勝です。
ちゃ~う、ちゃうちゃう♪ちゃ~みんぐ、ク~ッキ~ン
SSRプロデュースアイドル【ギンコ・ビローバ】樋口円香のアイドルイベント「囀」で登場。
凛世とのカラオケに続いて貴重なプロデューサーの歌唱シーン。作中の料理番組のテーマソングらしく、2.5周年記念公式4コマ漫画第29話『恋鐘クッキング』では恋鐘も歌っています。
選択肢によっては円香も歌うのですが、円香が「ちゃーみんぐ、クーッキーング」と淡々と歌っているのに対し、プロデューサーは「ちゃ~みんぐ、ク~ッキ~ン」と「ー」が「~」になっていることから、いかにノリノリで歌っているのかがボイス無しでも読み取れます。本当に可愛いなお前は。
プロデューサーはアイドルに負けない名言(珍言)を連発しており、特にG.R.A.D.編ではそれぞれの担当に刺さる言葉を多く残しています。アイドルゲームの流行語大賞でプロデューサーの台詞がノミネートされるのもそれはそれで面白いので頑張ってほしいところです。
メフィスト
「天井社長からの秋の宿題」のフェスリハーサル「Extreme」に登場したライバルの名称。
Fastアピールで高火力の興味ダウンを打ち込んでくることから完全掌握ミッション達成の最大の障壁となりました。
その嫌らしい行動に加えて、その名が「ファウスト」に登場する悪魔の名称としても知られていることから、プロデューサーの間でも忌むべき共通の敵として認識されています。
シャニマス案件
にじさんじ所属の月ノ美兎さん、樋口楓さんのシャニマス2.5周年記念配信時に登場した言葉。
ゲーム本編に登場してはいませんが、ゲーム内お知らせや公式Twitterでも紹介されたのでぎりぎり対象になるかと思われます。
2.9万リツイート、3.6万いいねとシャニマス公式Twitterのツイートの中でも特に反響が大きく(11月時点)、実際にTwitterのトレンド1位にもなりました。にじさんじファンが大挙して投稿すればノミネートされる可能性もありそうです。
その他の候補
これら以外にも印象的な言葉は無数にあるので、取り敢えずパッと思いついたものを以下に記載します。
・わっせっ、わっせっ……!
・てってん、てててん
・あさひちゃんが可愛ければそれでいい
・氷河期、氷河期~
・樹里ちゃーん!樹里ちゃん樹里ちゃん樹里ちゃーん!!!
・ぎりぎり義理
・俺らの三峰が絶対的センターかつリーダー
・急にスンってなるんじゃないわよ
・どうしたんすか冬優子ちゃん なんかのモンスターみたいっすよ
・初対面の相手に厳しいとか非常識でしょ
・マンモスクン(マンモクスン)
・燃えるぞ―! 燃えるぞ―!
・任された
まとめ
そんなわけでシャニマス流行語大賞2020の候補について予想してみました。
2020年にシャニマスで話題になったもので言えば、やはり今年登場したノクチル関連が受賞しそうな感じですが、候補作品が多いため逆に票が割れる可能性もありそうです。
また前置きした通り、管理人はMAD動画やTwitterやpixiv等の二次創作には疎いので、知らないところで流行っている言葉などがあるかもしれません。
個人的には「もぎたて♡にーちゅ」がノミネートされれば、公式による説明文が掲載されるので期待したいところです。