『アイドルマスター シャイニーカラーズ(シャニマス)』における風野灯織のやばいところについて語っていきます。
目次
はじめに
先日、シャニマスの公式Twitterより、283プロのアイドルについて魅力を紹介してくれませんかという企画が予告されました。
管理人は小学生の時に作文コンクールで入選して図書カードを貰って以来、長文を書くことを趣味としている人間なので、これは企画を言い訳にサイトに長文を載せることができるチャンスだと期待に胸を膨らませて企画内容の発表を待ちました。ワクワクっす~!
プロデューサーさんだけが知っている283プロアイドルたちの魅力を募集するTwitterキャンペーン#Pが語る担当のここがやばい がスタートしましたよ~https://t.co/YhjAo6OHy0
たくさんのエピソードお待ちしています♪#シャニマス pic.twitter.com/gKNM63ahNs
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) September 30, 2021
……なんか思ってたのと違うっす。
まあ実際に作文コンクールにしてしまうと敷居が高すぎて企画倒れになってしまうので当然なのですが、だからと言って「胸が大きくてやばいなって……」とだけ書いてツイートするのはあまりに長文欲求が満たせません。
そんなわけで公式の企画内容からは逸脱してしまいますが、今回はやや長文にてアイドルのやばいところを紹介していきたいと思います。
問題は誰のやばいところを紹介するかですが、執筆時にちょうどイルミネーションスターズのやばいところを募集していたので、今回は風野灯織についてのやばいところを紹介していきたいと思います(書いているうちに募集が終了しましたが)。
ちなみに管理人は個別Pを名乗るほど特定のアイドルだけに熱を入れてはいませんが、純粋にファン数を稼いだ人数だとあさひがトップ、灯織はアイツあさひが実装されるまでは駅真乃・花めぐると合わせてクリア系のミッションでは毎回プロデュースしていました。
こう書くと真乃PやめぐるPに「ほわっ、真乃ちゃんより灯織ちゃん派なんだ……」「めぐるじゃダメなのかよー!」と思われそうですが、灯織に関してはプロデュースアイドルは全部持っているので大きな間違いは犯さないであろうという認識からです。
とはいえ、イルミネのアイドルを全ては持っていませんし、改めて全コミュを読み直してもないのでふわっとした知識のままで書いていますが、何か間違いがあっても訂正するのは面倒くさいのでスルーしていただければ幸いです。
そんなわけで今回は灯織のやばいところについてご紹介していきたいと思います。
風野灯織のここがやばい
ストイックさがやばい
283プロのアイドルはプロデューサーがスカウトした女の子が半数以上、またオーディション組も身内がやるからなどの理由が多く、元からアイドルを目指していた子はそこまで多くありません。
そんな中で灯織は中学生の時に影響を受けたアイドルがいて、そのアイドルみたいになりたいと思ってアイドルを志したという根っからのアイドル志望です。
そのためアイドルとしての意識の高さは283プロの中でも随一。何か壁にぶつかってもその度に努力をして乗り越え、アイドルとして成長した姿を見せてくれます。
とはいえ、アイドル活動に関してはそれぞれ目標やアプローチこそ違えど、25人全員が真摯に取り組んでくれているので、灯織以外の24人もプロデュースしていてその努力を十分に感じることはできます。
ではどうしてその中でも灯織のストイックさが語られるかと言うと、アイドル活動以外でもそのストイックさが発揮されているからです。
わかりやすいところでは、流行語大賞2019に選ばれた名言「餃子、パリッとさせたくて」を生んだコミュ「パリッとしたい」が挙げられます。
単に調理手順を実況しながら餃子を焼いているだけなのですが、まるで爆弾を処理するかのように真剣に餃子を焼いているその姿に愛しさや面白さを感じます。もしこれがアンティーカだったらこがたんが「美味しく焼けたば~い」と一行で終わらせて、そのまま5人で食事しながらのトークに入っていたことでしょう。
フレーズが面白いので未読の方にはネタ扱いされがちですが、真乃に元気になって欲しいので少しでも美味しい餃子を焼こうとする彼女の真面目さと優しさが表れた良エピソードとなっているので是非ともチェックしておきましょう。
不器用さがやばい
もし自分が明日の朝起きて灯織になっていたらウキウキで街を闊歩すると思いますが、灯織本人は自分に全く自信がありません。
そもそもそんな自分を変えようと思ってアイドルになったのですが、アイドルになってからもそう簡単には元々の性格は変わらないようです。
SNSで自分の名前を検索してあまりよく書かれていなかったことに落ち込む灯織。今年1月のコミュなので作中でもかなり成長しているのですが、それでも何かマイナスなことがあるとつい弱気の虫が顔を出してしまいます。
また真乃とめぐるを水族館に誘うだけでこの脳内会議。ユニットを組んだ直後ならともかく信頼関係が完全に出来上がった状態でもこんな感じ。竈門炭治郎か風野灯織かというぐらい脳内や実際に口に出しての自問自答が多いです。
ちなみに公式のLINEスタンプでもこの扱い。とはいえ単純にネガティブ思考というわけではなく、先述のストイックさ同様に真面目に考えすぎるが故の癖なので必ずしも悪いものではありません。何かと生きるのに不器用なその姿に共感を覚える人も少なくないのではないでしょうか。
そんな灯織の性格を最も端的に表しているのが、初のソロ楽曲となった「スローモーション」の歌詞の一節です。
1番では「キミの心を明るくする小さな灯りになれたらいいな」と歌っているのですが、2番では「キミの心を明るくする小さな灯りになろう」と歌った後に「なれるのかな」と付け加えます。
この最後に「なれるのかな」を付けてしまうのが灯織であり、「なれるよ」と側にいて言い続けるために彼女をプロデュースし続けるのです。
身長が154cmなのがやばい
灯織はアイドルマスターシリーズにおける信号機ユニットの青ポジション、いわゆる青の系譜に該当するアイドルです。
そのため属性で言うとクールキャラに該当するのですが、クールキャラを任せるには身長がかなり小さめになっています(スリーサイズの数字も小さいのですが如月千早さんというレジェンドがいるので割愛)。
青の系譜の女性アイドルは如月千早162cm、渋谷凛165cm、最上静香162cmといずれも女性の平均身長よりも高めです(水谷絵理さん除く)。
それに対して灯織は154cmと平均よりも低めの身長。上の集合画像でも隣で同じようなポーズを取っている渋谷凛さんと比べると、ややちんまりとしていて可愛らしい印象を受けます。
実際に灯織を283プロのアイドルと並べるとこんな感じ。まだまだ子供な印象がある中学2年のあさひ(153cm)と1cm差、小柄な印象のある凛世(155cm)よりも1cm低いです。事務所内でも灯織より身長が低いのは智代子、あさひ、小糸の3人しかいません。
この小さめな身長と前述の不器用な性格が合わさることによって庇護欲のような感情が生まれてきます。もし灯織の身長が182cmだったら今とは全く違う印象のキャラになっていたでしょう。
プロデューサーに対する感情がやばい
アイドルの中でも特にプロデューサーに恋愛感情に近いものを抱いていそうなアイドルはPラブとも呼ばれ、コミュ追加の度に深まったり時にはすれ違ったりする関係におじさんたちが少女漫画を読む智代子と凛世ばりにワーキャー盛り上がっています。
実際に凛世や透などはアイドルへの興味よりもプロデューサーへの興味からアイドル活動を始めており、そんな子達が次第にアイドルとして目覚めていくのもまた良いものなのですが、それについて書くと長くなるので今回は割愛します。
そんなPラブ勢が渦巻く事務所の中で、灯織に関してはサービス開始日に実装された【柔らかな微笑み】のTrue Endにて「恋愛感情とかではない」と言い切っています。本人が恋愛感情ではないと言ってるんだから恋愛感情はないなヨシ!
ただ本人が恋愛感情がないと言っている割には、プロデューサーに関して以下のような言動を行っています。
・雑誌のインタビューの大切なものにプロデューサーから貰った髪飾りと書こうとする
・プロデューサーの好きな食べ物を聞いて後日お弁当を作ってくる(「あなたがいないと困りますから」発言付き)
・「大切な人に贈り物をすると運気UP」という占いを見た直後にプロデューサーの欲しい物を聞く
・「これから先もずっと……私のことを支えてくれますか……?」発言
・プロデューサーと二人で一緒に夏フェスに行く
・プロデューサーが事務所に戻ったら親子丼を作って待っていた
最初の頃はお弁当を渡すのにも恥じらいを見せていましたが、最近ではプロデューサーのご飯を自分が作ることがごく当たり前のように思っています。もはや恋愛感情を飛び越えて熟年夫婦の空気感。このままでは高校を卒業する頃にはプロデューサーと二人で一緒に住むマンションを下見に行きかねません。
顔の良さと表情がやばい
美形揃いの283プロのアイドルですが、中でも灯織は公式のキャラクター紹介でも「クール系美少女」と顔の良さに関して言及されています(クール系美少女であってクールな美少女ではない)。
プロデュース時のアイドルのステータスの初期値は全員同じですが、もし客観的にアイドルのビジュアルを数値化したら283プロのアイドルの中でも上位に入るでしょう。すっごくいい位置にある(雛菜談)口元のほくろもチャームポイントです。
そんな灯織ですが、作中ではクールな表情以外にも様々な表情を見せてくれます。
このようにキュートだったり、しっとりしてたり、儚げだったり、爽やかだったり、新たなイラストが追加される度に新しい表情を見せてくれます。
ただそれと同じように魅力的なのが灯織が焦っていたり余裕が無くなっていたりする表情。通称ひおひおしている表情です。
最後の表情は到底アイドルがしていい表情ではないですが、作品内のCMで使用されているので全国に公開されている模様。このようにクール系なのに変わりまくる表情も灯織の魅力の一つです。
作中のファンがやばい
アイドルにとって最も重要なもの。それは応援してくれるファンの存在です。
ゲームのシステム面でも大きく関わっており、W.I.N.G.編ではファン人数がクリア条件になり、G.R.A.D.編ではファンの応援によりアイドルにバフがかかり、ファン感謝祭編やコラボフェスでは罵声を浴びせてアイドルのメンタルを破壊したりします。
またファンはシステム面だけではなく、シナリオにも度々登場し、樹里ちゃんがいるから今日も生きてられる樹里ちゃんファン、体調が回復するよう拝む凛世ファン、共演者との匂わせを警戒するアルストロメリアファンなど、清濁含めて様々なファンが存在します。
「ファンはアイドルを映す鏡」と言ってしまうと、上記のアルストロメリアファンの存在が少々アレな感じになってしまいますが、アイドルの個性がファンにも反映されるのは間違いありません。
それでは灯織に付いているファンはどのような人達なのでしょうか。
若干気持ち悪い感じのファンが付いています。そりゃ灯織もこんな感じの顔になりますわ。
アイドルの中には他人に持たれているイメージとのギャップに悩んだり、戦略としての本来の自分とは違ったキャラを演じているアイドルもいるのですが、灯織に関してはゲーム世界のファンもプレイヤーと同じようなイメージを抱いているようです。
ちなみに上の文章はSNSの反応ではなく事務所に送られてきたファンレターなので、ネタで言ってるのではなく本気のメッセージであると思われます。
SNSでの灯織ファンの書き込み。ドラマの出演者一覧を見て「風野灯織って誰?」という書き込みに対しての反応なのでちょっとズレているように感じます。さっきファンレターを送ってきた奴と同一人物かもしれない。
SNSでの灯織ファンの書き込みその2。イルミネを三姉妹にするならどんな順番にするという企画で灯織の妹属性を妄想シチュエーション込みで訴えるファン。さっきファンレターを送ってきた奴と同一人物かもしれない。
なお、撮れ高が大きいので若干気持ち悪いファンを取り上げましたが、実際は灯織の一生懸命さに惹かれている気持ち悪くないファンも普通にいるのでご安心ください。
真乃とめぐるの存在もやばい
そんな灯織をプロデューサーと共に支えるのが、同じユニットの仲間である真乃とめぐるの存在です。
詳しくはイルミネ結成時のエピソードを描いた「Light up the illumination」を読んでもらえればわかりますが、メンバーとの出会いによって特に大きく変われたのが灯織ではないでしょうか。
同じく見ず知らずの3人を集めたストレイライトは家族に例えられるなどその年齢差が上手く作用していますが、イルミネに関しては全員が同学年というフラットな関係が3人、特に灯織の性格的に上手く作用しているように思えます。
アンティーカに入った灯織、放クラに入った灯織、アルストに入った灯織、ストレイに入った灯織、ノクチルに入った灯織、シーズに入った灯織、ルカちゃんと組んだ灯織、ソロアイドル灯織、どの世界線の灯織も見てみたいですが、灯織にとって最も良い場所はやはりイルミネなのではないでしょうか。
なお、真乃とめぐるに心を開いた結果。灯織のボケに「……?」となる真乃とめぐるを見るのもイルミネコミュの楽しみの一つです。
登場時の演出がやばい
ソシャゲをプレイしていて最もテンションが上がる瞬間、それはガチャで最高レアリティのカードを引いた時ではないでしょうか。
シャニマスでも虹色のカーテンから目当てのアイドルのシルエットが現れ、直後に流れるアニメーションによるガシャ演出を見ている時間こそがこのゲームで最も至福の時間と言ってもいいでしょう(翌月の請求額を気にしなければ)。
どのアイドルのガシャ演出も完成度が高く、そのままのクオリティで毎週アニメーションとして放送してくれれば覇権待ったなしという感じなのですが、中でも【伸ばす手に乗せるのは】の演出は人気が高いものとなっています。
【新登場アイドル紹介】
SSRプロデュースアイドル【伸ばす手に乗せるのは】風野 灯織さん登場時の動画も特別にご紹介します~!#シャニマス #idolmaster pic.twitter.com/Q4UGmJvN33— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) April 4, 2019
ちょうど1周年となる2019年の4月に追加されたアイドルなのですが、1年前の灯織のカットと現在のカットを交互に差し込むことによってその成長を演出。もしアニメだったらこのままエンディングに入って感動の最終回を迎えていたことでしょう。
実際にこの演出は昨年12月に開催したシャニマスSSR総選挙の「ガシャ演出部門」でも1位を獲得しており、今もなお語り継がれる伝説の演出となっています。
【新登場アイドル紹介】
SSRプロデュースアイドル【黒百合前で待ち合わせ】風野 灯織さん登場時の動画を特別にご紹介します~♪#シャニマス #idolmaster pic.twitter.com/X56ovmIYD4— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) January 24, 2021
かと思えば、【黒百合前で待ち合わせ】のガシャ演出では零シリーズかというぐらいホラーな女の子を熱演、うっかり小糸ちゃんが見てしまったら当分夜中に一人でトイレに行けなくなるぐらい怖いです。
【伸ばす手に乗せるのは】は既にプレイしているユーザーに刺さるものでしたが、こちらはTwitterでの反応を見るにプレイしていない人にも反響があるなど各方面で話題になりました。
公式4コマでもやばい
シャニマス公式Twitterで連載中のギミー先生による4コマ漫画。更新する度に毎回1万以上のいいねが付く大人気作品となっています。
それぞれのアイドルたちが原作よりもコミカルさが増した感じで魅力的に描かれているのですが、中でも灯織は原作の生真面目さから生まれる面白さがよりフィーチャーされています。
このように4コマ目に灯織を使えばそれだけで何だか面白い感じになります。灯織をオチに使っておけば何とかなる。漫画家って楽な商売。
かと思えば、真乃とめぐるの平和すぎるやり取りに(脳内で)冷静に突っ込むなどツッコミ役としてのポジションも確立しています。
4コマでの使い勝手がいい要員としてはその他に283プロナンバーワンのツッコミである智代子などが挙げられますが、オチとツッコミの両方をこなせる灯織はギミー先生もかなり頼りにしているのではないでしょうか。
声優がやばい
声優がやばいです。
出オチにしてしまいましたが、灯織役を務める近藤玲奈さんの演技や歌声も灯織の大きな魅力の一つです。テキストを読んだだけでは伝わりにくい灯織の細かい感情をしっかりと演技で表現してくれています。
また楽曲でも真乃役の関根瞳さんの可愛くほわほわした声、めぐる役の峯田茉優さんの明るく元気な声、そこに近藤さんの力強く伸びのある声が加わることによってイルミネ楽曲の絶妙なバランスを実現しています。ユニット内のキャラ的にはクールというにはやや可愛すぎるところのある灯織ですが、歌声に関してはしっかりとクール役を担っています。
売れっ子揃いのシャニマス声優陣の中でも特に忙しい方なのでライブになかなか参加できないのがネックですが、3rdLIVEでの「スローモーション」からの「Happy Funny Lucky」を見て心を動かされない人はおりますまい。
おわりに
そんなわけで風野灯織のやばいところについてご紹介しました。
今回はTwitter企画が発表されてから突発的に書いたので特にこれまでのコミュをしっかり読み直したりなどしていません。あくまで灯織の魅力の一部を紹介したに過ぎませんので、灯織Pはもちろん、それ以外の方もこれを機に灯織のコミュを読み返してみてはいかがでしょうか。
まだ灯織はプロデュースしたことがないので知らないという人も、とにかく顔がいいので見てくださいお願いします!!!